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エボラ出血熱によるヨーロッパ発の死者、未承認薬の投与もむなしく。。。 [国際ニュース]

未承認薬の投与もむなしく、遂にヨーロッパでもエボラ出血熱による死者が出てしまいました。

そもそも、エボラ出血熱は現在西アフリカで猛威をふるっている病気なのですが、11日に世界保健機関(WHO)はその推定死者数が9日までに1000人を超えたことを発表しています。

そして、12日にヨーロッパでも初の死者が出てしまったのです。

亡くなられたのは、スペインのカトリック神父パハレスさんという方です。

彼はリベリアで宣教活動中に、エボラ出血熱に感染してしまい、本国のスペインに帰国し療養していましたが、マドリードの病院でお亡くなりになられました。

彼の治療には、アメリカの医薬品企業が開発した未承認の新薬である「ZMapp(ジーマップ)」の投与が行われたようです。

病状の進展はあったものの、命を取り留めることまではできなかったようです。

そもそもこの未承認薬はサルによる動物実験は行われたようなのですが、未だに人間に対する安全などは確認されていないとのことです。

そのような安全性の不確かな薬の使用をWHOが認めるなんて、どうなんでしょうかね?

それって、WHOがエボラ出血熱の留まる事を知らない脅威を前に、わらにもすがりたいような気持で、いわば最終手段のような形で、新薬の使用を認めたってことなんですかね?

それだけ、この病気の猛威が深刻だってことでしょうね。

アフリカ以外での初の死者となってしまった、スペインの神父さんですが、これ以上病気の被害が広まることなく、西アフリカでの被害もいち早く収まってくれる事を祈るしかないですね。

なんとも無力感を覚えざるを得ない話ですが、ただただ祈るばかりです。



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