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靖国神社問題へのちょっとした意見 [国際ニュース]

昨日は終戦記念日でした。

今日は靖国神社問題に関する個人的な意見についてちょっと述べてみようと思います。

もはや毎年恒例のようになっている首相の靖国神社参拝は今年は行われませんでした。

靖国.jpg
*http://newsphere.jp/politics/20140815-5/

安倍首相による中・韓への配慮ではないか、とのことです。

靖国神社への首相などの参拝については賛否両論ありますが、まずは何が問題なのか自分なりに論点を整理してみたいと思います。

・賛成意見
国のリーダーとして国のための戦争で命を落とした人に尊崇の念を表すのは当然のことだから。

・反対意見(主に中・韓からの)
A級戦犯も靖国神社に合祀されているため、そんな場所に現職の国のリーダーが参拝するのは許せないというもの。

つまり、戦犯にも尊崇の意を示すことで、戦争を正当化することになるのではないかという事。戦争被害者に対する冒涜なのではないかという事。


個人的にも中・韓の意見には賛成で、A級戦犯が祭られている場所に首相などが参拝するのは、戦争被害者をないがしろにする行為ではないかなと思います。

実際に昭和天皇ですら戦犯が合祀された1978年後は靖国への参拝を行っていません。

さらに今上天皇についても同様のことがいえます。

だから一番良いのはA級戦犯を靖国神社から分離することなのかもしれません。

参拝者が参拝している「国のために命を落とした人々」というのはA級戦犯者のことではないと思いますし。

しかし、それってなかなか簡単にいくものでもないのかもしれないですね。

政教分離の決まりがある以上、国が靖国神社に対してそれを強制することはできないから市民が声を上げる必要があるのかもしれない。

いずれにしても、最終決断は靖国神社の方々の手にあるんですね。

と、ここまで言ってきたんですが、個人的意見としては靖国問題は実際はそこまで重要じゃなくて、なぜ中韓が批判するのかといえば、もともとの日本との関係が悪いからなんじゃないかなと。

japan china korea.jpg
*http://www.recordchina.co.jp/a69856.html

根本的な歴史認識の問題とかが解消して、関係が良好になれば、首相が参拝しているのは「国のために命を落とした人々」であって、「A級戦犯」ではなく、その両者がたまたま同じ場所に祀られてしまっていて、この誰をまつるかという問題には政教分離の観点から国会議員は何もできないという事実をわかってくれるんじゃないかなと思います。

だから、靖国神社問題は枝葉の問題であって、根本の歴史問題など両国関係を何とかしなきゃだめだねって意見です^^


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